『占い師』という意味の暗号通貨「オーガー(Augur)」。
今回はこの暗号通貨をご紹介します。

 

オーガーとは

 

オーガーは、2016年10月に運用が開始されたアルトコインです。

 

この「オーガー(Augur)」というのは、
プラットフォームの名称になります。
通貨の名称は「Reputation(評判)」といい、
通貨単位は「REP」です。

 

ただ、他のアルトコイン同様、
取引所での表記は「Augur」が一般的なようです。

 

 

そして、オーガーを取り扱っている国内の取引所は、
今のところcoincheckのみとなっています。



 

未来を予測して、稼ぐ……?!

 

「Augur」を直訳すると「占い師」という意味になります。
占い師は未来を予言したりする印象が強いですよね。

 

 

その名の通り、オーガーの運用では、
「未来を予測する」ということが重要になります。

 

 

 

普通の暗号通貨は、マイニングという手段を使って報酬を
受け取りますが、オーガーは違います。

 

 

 

まず、未来に起こることを予想します。
予想が合っていれば、報酬がもらえますが、
失敗してしまうと不利益を被るのです。

 

こういった未来を予測するための先物市場を
『予測市場』といいます。

 

 

オーガーを利用すれば、
誰でも予測市場を作ることができますし、
誰でも参加することができます。

 

賭け事には、それを取り仕切る『胴元』がいますが、
オーガーではその胴元は存在しません。
その分のコストが浮くというメリットもあります。

 

 

しかも、ブロックチェーンを利用しているので、
公平性、安全性を保つことが可能と言われているのです。

 

 

ちなみに、オーガーは、イーサリアムのスマートコントラクトを
利用したプロトコルの1つです。

 

 

 

このように、賭け事の面で注目されていますが、
それ以外に、『保険』市場でもオーガーは注目されています。

 

 

意外に思われるかもしれませんが、
保険の考え方は、まさしく予測市場の考え方なのです。

 

 

 

例えば、将来、病気にかかることを心配して医療保険や
がん保険などに加入するとします。
この時、当たり前ですが、保険料を支払いますよね?

 

そして、(当たらない方がいい予想ですが)病気になったとしたら、
給付金が出ます。

 

 

 

逆に、病気をしなければ、保険料は払った分だけ失われます。

 

(保険料の支払いについては、互助会的役割があるので、
支払った分を失ったという考え方は厳密には違うのですが……
今回は個人のお財布事情の話としてお考え下さい)

 

 

さて、どうでしょうか。
考え方としては、オーガーとほとんど一緒ですよね?

 

 

この場合、胴元は保険会社ということになります。
その部分のコストが抑えられる、というメリットは大きいでしょうね。

 

 

ただし、日本では法律で賭博が禁止されているので、
オーガーの利用がどこまで許されるのかは、まだわかっていません。

 

 

ちょっと変わった暗号通貨として、注目してみてはいかがでしょうか。